フィットのハイブリッドとガソリン車。燃費の違いと本体価格の差は何年間で埋まるのか、計算してみたところ。。。
フィットのハイブリッドとガソリン車では、車体価格も燃費も違います。
燃費がいいからハイブリッドにしよう!という方も多いと思いますが、では燃費の違いによるガソリン代の差額で、車体価格の差が埋まるのに何年かかるのでしょう?
つまり燃費のよさで本体価格が高い分を埋め合わせられるか、計算してみようということです。この際値引きによる本体価格の違いは無視します。
まず本体価格はHYBRIDが169万円に対し、最安値の13Gは129万円。その差額は40万円です。
他方燃費を比べてみるとHYBRIDが36.4km/lに対して、13Gは26.0km/l。その差10.4km/lです。
仮に1年間で15,000km走るとします。ガソリン代は今は1リットル当たり105円くらいですがあまりに安すぎるので、去年の1月のガソリン代140円との間をとって120円としましょう。計算の便宜のためでもあります。
この条件で1年間にかかるガソリン代を計算すると、HYBRIDは約49,450円。13Gだと約69,230円。
その差は、19,780円となりました!
すると、HYBRIDで得したガソリン代で、車体価格の差を埋めるには、20年かかるという結論になりました。
もちろん値引きの違いで本体価格の差額は変わってきますし(今回は無視しました)、どのグレードを比較するのか、年間でどれくらいの距離を走るのか(今回は15,000kmに設定)、ガソリン代の推移(今回は1ℓ当たり120円と設定)、実際の燃費、などの条件でこの年数は変わってくると思います。
ですが結論としては、いくら燃費がよくてもガソリン代の差で本体価格の差を埋め合わせるには、相当長く乗らなければならないのは間違いないでしょう。
「元を取る」という考え方自体が間違ってるのかもしれませんけど。。。